今話題になっている「破産者マップ」
これには賛否両論の声が上がっています。
現在は「見れない」という声や「名誉毀損」「悪質すぎ」「このサイトのせいで…」という声が。
そんな破産者マップの詳細や世間の声について調べました。
破産者マップとは?現在は見れない?
破産者マップがどのようなものかというと、文字の通り、破産した人の情報が地図上に表示されるサイトです。
少し前に話題になった大島てるさんの「事故物件マップ」の破産者バージョンです。
「見れない」という声もありますが、現在(3月17日時点)は見れます。
一時期アクセスが大量に集まり、サーバーがダウンしてしまい見れない時間があったため、このような声が多く寄せられました。
実際にはこのような画面です。
この範囲をどんどん縮めていけば、個人の名前まで見れるようになってしまいます。
つまり、今隣に住んでいる人が実は過去に破産していた!なんてことも分かってしまうわけです。
これは破産した人からしたらたまりませんね。
このサイトには「削除申請」のページもありますが、現在その要請が大量に寄せられているそうです。
個人情報が丸裸!名誉毀損という声も
この破産者マップに関してネット上では
「名誉毀損」「個人情報を勝手に流出させるのはアウト」「集団訴訟の準備をしています」
などの声が多く上がっています。
破産者マップは「官報に掲載された破産者を地図上に可視化したもの」です。
この行為は法律的に違法になるのでしょうか?
実はこの情報というのは官報にも載っています。
しかし、それを大勢の方が見れてしまう、という状況にしたことがマズイようです。
官報情報検索サービスの利用規約には下記のように記述されています。
これによると「二」と「八」に違反している、という声も多くあります。
もし今後この「破産者マップ」の存在によって、被害者が出た場合は管理人は何かしらの罪に問われる可能性は十分に考えられます。
実際にこのような声も。
#破産者マップ のせいで #DV被害者 の住所が割れました
旦那にDVされた上、借金を背負わされて離婚して自己破産した人です
調停離婚の際も、あとをつけられないように細心の注意を払い逃げ帰ったのに、このサイトのせいで全てが振り出しに戻りました
死にたいですと、被害者が申しております。
— ひるは (@myclejue) 2019年3月15日
みんなの声を見てみましょう。
みんなの声「名誉毀損」「悪質すぎ」「このサイトのせいで…」
破産者マップに公開された。
↓
身バレして生きるの辛い
↓
大島てるに公開される。って流れが世の中に起きないか心配
— ヌル (@lVTiJQw3Zx3oNgf) 2019年3月15日
Web業界ネタ?
破産者マップhttps://t.co/bzZQFllDno
容赦ないな…
ブラック企業マップもだけど
官報が公示しているからといって問題ないのかな?名誉毀損の訴えって面倒な事に事実であっても
成立するんだよね(事実で名誉毀損したという事で)勿論サイト運営者情報は載っていない pic.twitter.com/s6V0E9nael
— 創@CEO&CTO/検索エンジニア/管理人/Webマーケ/AWSアーキテクト&スクラムマスタ- (@hikarine3) 2019年3月15日
破産者マップは悪質極まりない。個別の破産者に関しては、官報検索で調べられる。金融機関も情報を持っている。無差別に破産者をネットで一般人に広く公表する公益性がなく、国や裁判所に喧嘩うってるだけだと思いますけどね。破産は、無差別に晒し者にする制度ではない。
— 林雄介・新刊(宗教で得する人・損する人) (@yukehaya) 2019年3月17日
破産者マップの削除申請フォーム
「破産に至った事情」
「破産後の生活」
「申請者の住所・生年月日・電話番号・本人確認資料」
を必須項目にしてて明らかに個人情報収集目的だし、いかにも闇金が欲しがりそうな情報だから、ほぼ間違いなく個人情報が名簿屋→闇金とかに流れて悪用されると思う…。 pic.twitter.com/CiPyFW5ZfF— 不動産チャンネル (@fudousanchann) 2019年3月16日
破産者マップは、官報情報取り扱いについての利用規約に反する行為であり
非常に悪質です。集団訴訟を起こしましょう。 pic.twitter.com/kRzaKJ0ZOb— 破産者マップ集団訴訟 (@anti_cheat11) 2019年3月16日
破産者マップ
個人情報まで出るのすごいな
大阪やばすぎひん? pic.twitter.com/7Dr1wVfLzV— かんご~む (@kangomu) 2019年3月17日