「アニサキス」という寄生虫による食中毒の報告件数がここ10年で約20倍にも増えているそうです。
食中毒といえばノロウイルスというイメージがありますが、アニサキスとは一体何なのか。
今回はこの食中毒の症状や原因、被害が急増した理由、ネットの反応についてまとめました。
「アニサキス」食中毒の症状や原因、増えた理由は?10年で20倍に!
「アニサキス」とは生の魚介類に付いている体調2~3センチの寄生虫です。
サンマやアジやイカ、サケなどで起こり、最も多いのがサバだそうです。
症状としては食べて数時間後に激しい腹痛や嘔吐に見舞われるそうです。
そして2007年に6件だった「アニサキス」食中毒の報告件数ですが、2016年には124件と、実に20倍以上に増えています。
10年で20倍にも増えた理由に、2013年から法令改正でアニサキスによる食中毒が届け出対象になったこと挙げられますが、更なる原因がこちらです。
生の魚介類の流通の多様化だ。大手の量販店や鮮魚専門店が市場の競りを介さず産地の業者から直接買い付ける「相対取引」などが盛んになり、消費者の口に入るまでの経路が複雑になっている。
引用:ヤフーニュース
また以前に比べ生で魚を食べる機会が増えたことも原因になっているそうです。
食中毒の原因の1位はノロウイルス。2位はカンピロバクター菌。そして3位がアニサキスということで専門家も注意喚起しています。
対策としては、生で食べず加熱する、マイナス20度以下で24時間以上冷凍する、などがあります。
<ネットの反応>
匿名
加熱しろって言われても生で食べたいから買うときもあるのに・・・
匿名
一度ノロになったことあるけど食中毒はまじでつらい
匿名
「アニサキス」って名前からしてやばそう
匿名
10年で20倍ってけっこうやばいな
匿名
生の魚好きだけどこういうの見ると食べるの怖くなる。まぁ食べるけどさ。